吟じます
2009年 12月 10日
今日、初めての「詩吟」体験してきました。
詩吟の師範をもっていらっしゃる知り合いのおばさまが、詩吟教室をされていて初心者クラスのお仲間に入れて頂きました。
「うーん、深い・・・」。発声練習の、迫力に圧倒されてしまいました。
そのおばさまとはもう10年くらいのお付き合いなのに、こんなお姿をお見受けするのは初めてだったので、「能ある鷹は爪をかくす」だ・・・
すごぉーい・・・と、とても感動しました。
詩吟は漢詩や短歌、俳句等などに独特の節をつけて、節回し、発音、音程等を駆使して、詩歌の心を最大限に表現しようとする日本が誇る伝統的芸術です。
先生の、腹式呼吸のなめらかな発声が詩吟歴30年を物語ります。
「腹の底から出す声」ってこうゆうものなんだ。そんなの出す機会あまりないし・・・。
んじゃ、ちょっとやってみよう・・・
「べんせいー、しゅくしゅくー、よるかわをわたるー・・・」(題:川中島)
ほぉ、なんだか気持ちいい。
でも、音程はどうにかとれても、声がうすっぺらい。いつもの、鼻歌、カラオケと一緒じゃない?
詩吟は太い声を望むのです。難しいなぁ。
昔、短大時代のクラスメイトが詩吟をやっていて、「一節歌って」と学校でお願いしても、
なかなかやってくれなかった理由が分かりました。
普通の声では表現できない、奥の深~い芸術です・・・(^^♪
by bluetree_kk | 2009-12-10 19:35 | 音楽など